意識の改革

午後から天気が回復し、久しぶりに青空を見た。

 

 

大好きな夏まであと少し。

 

今日は、全キャンプ場職員を対象とし、

消防訓練及び応急手当講習を 森林キャンプ場で開催した。

 

 

夏休みが始まると、どこのキャンプ場も大賑わいとなる。

その時に、火災や事故が起こった場合に、迅速・的確に対応できるように、

また、「安全だろう」 と思うのではなく、何が起こってもおかしくないと思う事が大事だ。

 

 

今回は、中津川市消防本部 北消防署の藤田さんをお招きし、

消防訓練から開始となった。

 

火災が発生した場合、何から始めるといいか?

 

当然、初期消火。

と同時に、利用者の安否確認(怪我等の状況)と避難誘導。

それに、119番通報!

 

 

 

実際に119番へかける、通報訓練を行う事が出来た。

 

 

これが意外に難しい。火事場であれば焦りもあるのでなおさらだ。

火事場の所在地(住所・どのような火事か)・怪我人はいるか等

色々聞かれる。

 

自宅ではないため、住所を聞かれても答えられないのは当たり前だ。

藤田さんから 「電話の前に、緊急用のメモを掲示し、通報時に誰でも答えられるようにするといい」

とアドバイスをいただいた。

 

つづいては、消火訓練。

 

 

消火器の使い方、消火の方法。

火を前にして、実際は火に消化液を掛けようとしてしまうが、それは間違えとの事。

 

火ではなくその周りの燃えている物に掛けるのが重要との事。

 

 

全員が消火器を触り、消火を体験した。

15秒ほど噴射されるが、以外と短い・・・

 

藤田さんより、

「施設内の消火器がどこに設置されているのかを、職員が把握し、いざ有事の際には消火器1本では消火は不可能。

ある物をかき集めて、初期消火臨む事」

 

また、

「有事の際には、少人数では初期消火、通報、安否確認、避難誘導は出来ない。

職員の配置についても検討が必要」 とアドバイスをいただいた。

 

つづいては、応急手当。

 

 

心肺蘇生法やAEDの使い方をご指導いただいた。

 

 

救急車が到着するまで、見て見ぬ降りをするのではなく、

その場にいる方、全員に協力いただき、介護者を救護する。

その気持ちが大事だ。

 

森林キャンプ場の管理棟にはAEDが設置してある。

使わない事にこしたことはないが、あくまで応急処置の道具。

人の手で救護するのが一番だ。

 

これから、付知川へ近づくことが多くなる。

普段見慣れた方はいいが、初めて見る方は、増水しているのか判断が出来ない。

また、見た目より流れが速い時もある。

 

川での遊びは自己責任!!本当に気を付けて欲しい。

 

管理棟で注意を促す時がある。

絶対に守って欲しい。

 

 

これから、キャンプシーズンが本格的に始まる。

注意事項をしっかり守り、付知峡での楽しい思い出をたくさん作って欲しい。

 

 

中津川市消防本部 北消防署 藤田さん

本日はありがとうございました。