台風18号が残した爪痕

昨日、午後9時に温帯低気圧に変わった台風18号。

 

日本列島に上陸を繰り返しながら縦断し、

付知峡は17日(日)の未明、暴風雨となった。

 

9月の三連休。

16日(土)は予報とおり、朝から雨となり、1日降り続いた。

17日(日)は時折雨が降るものの、昼間は思いのほか良い天気だった。

 

 

夜10時頃より風が出はじめ、次第に強く吹き始め、

駆け足で過ぎ去り、2時頃には静かになった。

 

 

台風一過とはいかず、雲が多いが次第に晴れ間が増え、

午後からは気温が上がり始めた。

 

雨はあまり降らなかったため、付知川もやさしい表情を見せている。

 

 

しかし、自然は凄まじい爪痕を残していった。

 

 

言葉にならない

 

 

1棟ずつ被害確認を行う。

 

 

倒木被害もある。

 

かなりの強風だと見て取れる。

さらに、吹き飛ばされた部材を考察すると、

 

山に沿い管理棟側から吹き下ろしの風が吹いたようで、

露天風呂の壁を壊し、付知川をこえ、アメ二ティーキャビン2付近に風が集まったようだ。

 

 

屋根の部材が無残に変形している。

 

 

17日(日)の宿泊を全てお断りし、キャンプ場は閉鎖していた。

正解だった。

もし、利用者がいた時を考えると、背筋が凍る・・・。

 

 

18日(月)には職員総出で全キャンプ場の見回りをした。

塔の岩オートキャンプ場・BeGreen日和立・本谷オートキャンプ場は、

枝葉が落ちているものの、被害はなかった。

 

森林キャンプ場は、風の通り道となってしまい自然の爪痕が色濃く残る。

 

 

いつまでも落ち込んでいる訳にはいかない。

週末には付知峡での宿泊を楽しみにしている方がいる!

 

完全復旧には時間が必要だ。まずは応急処置を行う。

 

応援して欲しい。