「熊谷守一つけち記念館」オープン

付知町出身の洋画家 熊谷守一(くまがいもりかず)の

作品を集めた 「熊谷守一つけち記念館」 が本日、故郷の付知町で開館した。



昨日は、道の駅花街道つけち野外ステージにて、オープニングフェステバル、

夕方4時からは一般の内覧会が行われ、油彩画や日本画、写真資料などが

お披露目された。



記念館は、付知出身の収集家小南佐年氏が 

「郷里の生んだ巨匠を通じて付知町を知って欲しい」 と私財を投じて建設した。


小南氏が収集していた作品と、中津川市が運営していた 「熊谷守一記念館」 から寄託された

作品を含め約500点を収蔵し、小南氏が館長として一般財団法人として運営されるそうだ。



付知川沿いに建つ記念館は、切り妻造りの建物で鉄筋コンクリート二階建て。

入口の白壁には、熊谷画伯の墨彩画 「猫」 を模したレリーフが飾られている。


展示室は3室。

それ以外に、休憩室や展望室があり、

熊谷画伯が油彩画に描いた 「雨乞たな」 など付知の山並みも楽しめる。



熊谷画伯の作品で、「馬」 「猫」 「蟻」 「雨乞たな」

は見てみたいと内覧会へ参加し、沢山の人で賑わっていた。


今回残念ながら、「蟻」 は見る事が出来なかったが、機会はこれからいくらでもある。



付知に新たな名所が誕生した!



記念館の開館時間は、午前10時~午後5時まで。

月曜日休館。(月曜日が祝日の場合は翌日休館)


入場料は、一般700円、中学生以下は無料。


お問い合わせは、記念館 0573-83-0055 まで。



付知峡へお越しの際には是非、足を運んで欲しい。



一方、中津川市が運営していた 「熊谷守一記念館」 は昨日より、

 

熊谷画伯の次女で画家の 榧(かや)氏 の作品を展示するキャラリーとして生まれ変わった。

こちらも、是非訪れてほしい。