キャンプの大敵は油断と過信

今日は久しぶりに太陽が顔を出した。

 

 

カラっとした天気ではないが、

太陽の日差しはやはり気持ちが良い。

活力が湧いてくる。

 

 

晴天も長続きはしないみたいだ。

週間予報では、木曜日に傘マークが表示された。

 

 

怒張のように過ぎ去り、

雨に悩ませられたお盆期間を振り返ろうと思う。

 

台風11号により、8月9日(土)・10日(日)の予約は大半が

キャンセルとなってしまった。キャンプ場を経営する者には大変な痛手だ。

 

川遊びなど楽しみにしていた方が多いだろうが、危険な目に合わせる訳にはいかない。

当然の判断だ。

 

中には、当日問い合わせをいただき、『泊まりたい』 と言われる強者もいる。(笑)

台風の進路・現地の状況をしっかり説明し、承知の上でお泊りいただいた。

 

付知町に台風の影響が及んだのは、10日(日)の午後からだった。

 

 

雨脚が強まり、

森林キャンプ場の管理棟周辺は見る見るうちに池となってしまった。

 

次第に風も出始め、

 

 

竹やケヤキ等の枝葉が、

強風に煽られ、折れてしまいそうに程に傾いていた。

 

この雨により前日までの付知川が一変!!

 

                                                 写真は、8月9日(土)

 

見事に増水した。

 

 

さらに、夕方には停電となった。

しかも付知峡付近のみ!

 

 

ロウソクを活用するのは、何年ぶりだろう。

 

中部電力の社員が強風の中、原因究明にご尽力いただいていたが、

原因が判明できず復旧されたのは2時間後の事だった。

 

電柱を確認に見えた中電社員の方より、

「原因が判明しない状態で通電したため、もしかすると再び停電するかもしれない。」

と情報をいただいた。

 

まさしくその通りに。夜にも再び停電となり、ロウソクを活用する事に・・・

今回も復旧に2時間後の事だったが、原因は電線に枝が引っかかっていたそうだ。

 

そのため、BeGreen日和立方面のみ復旧までに4時間を要した。

 

 

 

このような悪天候にも関わらず、ご宿泊いただいた方からは、

『天気さえよければ、大満足。また来ます』 と暖かいお声をいただいた。

 

 

 

台風が過ぎ去り、天気が回復するかと思ったが、

大気の不安定な日が続き、梅雨のような日々続く事になった。

 

その中でも、8月13日(水)のみ晴れ間が覗いた。

この日は、付知の一大イベント 『第34回 つけち夢まつり 花火大会』 の日だ。

 

夕方には雨雲も発生したが、天も味方になってくれたのか、

 

 

無事開催された。

 

『さぁ、始めるぞぉ!!』 と言わんばかりに、

7・8号玉の連発からスタートした花火大会は見る者を引きつけ、

 

終始、大輪の花に魅了さていた。

 

圧巻は、光の大玉140連発!!

 

 

拍手喝采で幕を閉じた。

 

ビックリしたのは他県より訪れている方が多い。

臨時駐車場なども18時頃には満車となったそうだ。

 

 

翌日、道の駅花街道「イベント広場にて行われた 『つけち夢まつり』 は終始雨となった。

 

 

キャンプ場で受付を手伝っていると、

お子様より 「川には入れないの?」 とよく聞かれる。

 

 

川遊びを楽しみに、来場される方は多い。

 

ただ、普段の流れではない事を、知っていて欲しい。

濁りがなく、青くてキレイだ。

だが、増水しており見た目以上に流れが速い!

 

決して、川には近づかないで欲しい。

 

8月16日(土)・17日(日)の2日間には断続的に雨が続いたため、

付知川はご覧の状況に・・・

 

 

この2日間に高山市で降った雨の量は観測史上最も多い310ミリ以上を記録した。

 

晴天が3~4日続かないと、

付知川が普段の流れに戻らないだろう。

 

今日も、「川遊びは出来ますか?」 と問い合わせが多く掛かって来ていた。

川の状況をお伝えし、予約にはいたらなかったが、仕方がない。

 

明日も天候に恵まれそうだが、

川遊びは不可能だ!!

 

各キャンプ場の受付でも注意を促すが、

決して近づかないようにして欲しい。

 

 

太陽に照らされ、緑がキレイだ。

 

夏休みも残りわずか。

自然の事力を過信しないように、楽しく過ごして欲しい。