慣性の法則に感じる維持・改善・工夫

予報では、週末には台風が近づく。

 

 

先週も強風にさらされたせいか、 

付知峡の美しい紅葉も、今ひとつ冴えない。

 

 

10月19・20日の2日間 今年で21回目となる

「つけち全国レディース・クラフトフェアー2013」 が開催された。

 

20日はあいにくの雨模様となってしまったが、

全国各地から100名程の女性クラフト作家が参加され、

丹精込めて作成された作品が会場中に溢れていた。

 

 

今年も、付知町優良材生産研究会の 「苗木の無償配布」

が行われ、当森林組合も協力させていただいた。

 

 

今回は、花の苗以外に 『どんぐり』 の苗も配布を行った。

 

この苗は、研究会員みずから実を拾い一年かけて育てた苗だ!

 

どんぐりは、上にも横にもどんどん伸びていくため、

都会では管理しきれな木かもしれない。

 

そこで会長は、

「だた配布するだけでなく、苗をある程度まで育てていただき、

また付知に持ち帰ってこれる、里親ような取り組みにしたい」 と構想を話してくれた。

 

 

苗配布の開始前から長蛇の列が出来た。

 

 

会長が温めている思いには、大賛成だ!!

継続は力なりとはよく言うが、

『ただ苗木を配るだけ』 『同じことの繰り返し』 では惰性にすぎない。

 

慣性という言葉のとおり、

初めて物事を動かすには大きな力が必要だ。

そして、一旦動き出せば初めよりも軽い力を掛けるだけだ動き続ける。

また、継続するために、改善を繰り返し、工夫を積み重ね、

前よりも魅力ある結果を残す。

 

それが惰性だと

以前のやり方に沿って物事を進めるだけで、

失敗やリスクを恐れ、自分から大きな変革を求めたりしない。

 

 

まもなく冬季に入る。

 

そのため森林整備を進める中で労働条件がより厳しくなってくる。

森林組合の環境や運営に対して、これまでやって来たことだから大丈夫だ、という油断を感じた。

 

そんな時に、

 

 

林業災害防止協会による 「安全パトロール」 実施された。

 

実際現地へ出向き、仕事現場の様子、森林技術者の作業内容を確認いただき、

安全指導員から、林業災害の状況、安全管理への取り組み方等の話を伺い、

その後、各森林技術者に日頃の安全管理について意見を求められ。

 

 

安全に作業が進むことが一番望ましい。だから、森林技術者には 

『怪我をして一番辛い思いをするのは、怪我した本人だ』 と日頃から伝えている。

 

良い機会だったので、

森林技術者の作業風景をじっくり観察する事にした。

 

 

観察と言っても、作業手順について何か言うつもりはない。

森林技術者はプロだ。(経験年数の差はあるが)

現場に合った方法で安全に、効率を考えて作業を進めているからだ。

 

ここで注目したのは、

作業に使用する道具、身を守るための防護装備だ。

 

一連の動作を見て欲しい。

 

 

ブログ作成に手を抜いた訳ではないが、それぞれの動作に対する説明はしない。

伐採経験のある方は、何をしているか分かるだろうし、

初めての方は、木を伐る手順を感じていただければ幸いだ。

 

使用する道具は、チェーンソーをはじめ

 

 

伐採木を動かすトビ

伐採方向を補助するクサビだ。

 

 

これらの道具は伐採には必需品だ。

チェンソーの刃は、常に切れ味良くしておかないと、

作業効率が悪くなり、手や腕に与える機械からの振動も増す。

 

他の道具もそうだが、

メンテナンスは各森林技術者の自己管理となるが、さすがによく手入れされている。

 

 

森林組合としての役割には、安全な作業が出来るよう

現場管理に務めるのと、 『身を守る防護装備』 の支給だ。

 

油断と感じたのは、ヘルメットや防護服をただ支給すれば良いと思っていた事だ。

 

もちろん、安全基準に適合した商品を提供しているが、

使用する森林技術者が 『使いやすいか』 というのはあまり気にしていなかった。

 

近年、林業で使用する資材も改良が進み使い勝手の良い物が多くなって来た。

だが、実際話を聞くと 「重い・かさ張るため動き辛い」 など意見もある。

 

慣れもあるだろうが、森林技術者が楽に動ける事が、安全に繋がる!

過去の延長を続ける事は、惰性といえよう。

 

 

少しづつ改善を積み重ね、

守るべき事は守り、直すべき事は直し、

前より魅力のある結果を残すために。

 

 

 

以前から興味があった商品が、ついに販売となった。

今回は支給商品を決定する前に、森林技術者の反応が見たく、

販売業者に無理をいいサンプルを借りる事が出来た。

 

慣性の法則で生まれた商品だと信じ、到着を心待ちにしている。

 

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