今日は曇り空であったが、気温が高く過ごしやすい。
3月は、出会いと別れの季節。
また、年度末でもあり時間だけが慌ただしく過ぎていく。
一年の中で、もっとも重要な行事がある。
それは、組合員に対する事業報告を行う、『総代会』 だ。
今年で、第62回となり、
アートピア付知交芸プラザにて開催となった。
平日の昼間にもかかわらず、沢山の総代の方にお集まりいただき、
総代数228名中、
本人出席107名 委任・書面議決書提出者84名 合計191名の出席をいただいた。
総代の2分の1以上の出席者となったため本総代会は成立し、
提出した議案を慎重に審議いただき、全て承認いただきました。
出席者から、
「森林組合法に基づいている森林組合として、キャンプ場経営は本来業務と違うのでは?」
「木材価格の低迷が続き、どこの森林組合も業績不振となっているが、 新年度に向けての方針を具体的に聞きたい」
など、意見をいただき、
熊谷組合長より、
『森林組合の本来業務は、組合員の森林を育て守る事。
ただ、保健機能の増進に関する事業は森林組合法でも認められており、森林総合利用事業としてキャンプ場整備等に
関する助成金が国・県より交付されていた事。』
『新年度では、業績不振を挽回したく、森林組合全体で各森林所有者に施業の提案を行う。
木材価格が低迷しているからこそ、今手入れを行い、将来少しでも価値が上がる森林作りを行って欲しい。
事業量の確保には、組合員の皆様の協力は不可欠である事』
を伝え、施業実施の協力依頼を行った。
中津川市長 青山節児 様
をはじめ、多数の御来賓の出席を得て、第62回通常総代会は盛大に幕を閉じた。
無事に総代会も終わり、ホッとする間もなく、
今度は、各事業の完成検査が続く。
まず一つ目は、作業道開設の検査だ。
設計書どおりに作成されているか、念入りに検査を受ける。
平成24年度は、延長300mを2路線開設した。
今年は、1路線だが延長が800m程予定している。
ちなみに、開設前はこんな感じ。
完成はこのような感じに!
今後は、この作業道を活用し、木材の搬出が進むだろう。
次は、
中津川市有林 木曽三川公社などの間伐・利用間伐を実施した森林整備の検査だ。
森林整備事業は、国・県から交付されている補助金を活用している。
補助規程に適合しているかが、検査時に確認される。
ちなみに、作業前はこんな感じだ。
3月は出会いもあれば、別れもある。
昭和49年より森林組合の職につき、退職後も森林組合の常勤役員としてご尽力された
北原専務理事が、体調不良のため職を辞する事となった。
これを機にゆっく静養し、早く良くなる事を願っております。
役員の任期はあと一年あるため、常勤役員の後任は副組合長が兼務で受け持つ事となった。
新生 付知町森林組合としての第一歩となる。
4月からは、いよいよキャンプ場の準備が始まる。