大寒も過ぎ、
あっという間に、1月が終わってしまった。
会議が終わり、自分の机に戻ると封筒が置かれていた。
有限会社エーピー 大野康裕さんが立ち寄って下さったみたいで、
お会いできなかったのが残念だ!
中を開けて見ると、
温泉の入浴剤が入っていた。
寒い季節には大変ありがたい商品だ!早速、 使わさせていただくとしよう。
いつも思うが、有限会社エーピーの仕事内容として、
パンフレット等の作成・印刷、ホームページ制作・イベント等の企画、温泉関係と幅が広い、
今では、スマートホン講座の講師まで行っているらしい。
本当に、バイタリティー溢れる方だ。
また、ゆっくりお話がしたものだ。
新年早々に、
恵那農林事務所 林業課 (県の出先機関) の
高井課長補佐より、
「1月末に、恵那・中津管内の施業プランナー受講生を対象に、
森林作業道や森林整備における現場管理を中心とした研修会を計画しており、
その研修会場に、付知地内で実施している作業道開設現場を借りれないか」
と要請があり、心よくお受けする事とした。
『施業プランナー』 とは、
岐阜県が実施している 「育成研修」 の事で、
5月から2月下旬まで、計16回の研修を通じて、
森林整備を進める技術者の養成、担い手づくりを目的とした研修となり、
県下の森林組合、林業事業体、建設業等が受講している。
当森林組合からも 1名 参加している。
週末は、久しぶりにまとまった積雪となり、
研修会当日の天気が心配されたが、
日頃の行いがよいのか、晴天となった。(笑)
集合場所が、道の駅 「花街道付知」 となっており、
県職員、森林組合、林業事業体等から 25名の参加となった。
当森林組合職員より現地の概要説明を行い、
研修会場へ移動となった。
現地での研修は、
完成まじかの作業道現場と施工図面を使い、
恵那農林事務所 林業課の和仁林道係長より、
・作業道を開設する上での、施工上のポイント。
・排水処理の考え方。
・線形の考え方。
・路盤工(特に土の柔らかい場)の考え方。
・支線の考え方。
について講義をいただいた。
説明の流れからか、急きょ!!
作業道の開設に関して、色々なノウハウを持っている
可茂森林組合 尾崎さんより
バックホウを実際に使い、
『表土を上手に活用して盛土法面を早期緑化する』 方法が実演されが、
バックホウのキャタピラが地面と凍りついているという、ハプニングが!
バケットとアームだけでの実演となり、
参加者が少しでも理解できるように、試行錯誤していたのが手に取るように・・・・
尾崎さんお疲れ様でした。
続いて、
森林研究所 普及企画係の長屋さんより、
・木材の搬出方法。
について講義をいただいた。
天気が良いとは言っても、日が当たらない研修会場。
尚且つ雪があるため、2時間以上も居ると・・・・
講師の方もそうだが、参加者全員体の芯から凍えてしまった。
ちなみに、黄色いヘルメットかぶったのが、
当森林組合の 三尾主任 だ。
午後からは、
研修場所を、東濃森林管理署の会議室へ移動し、
午前中に行った現地研修を振り返と伴に、
参加者より、それぞれの職場における作業システム (伐採から搬出方法等)
について説明が行われた。
また、
恵那農林事務所 林業課の高井課長補佐より、
昨年、恵南森林組合で行われた
『ドイツ・フォレスター研修会』 の内容について報告が行われ、
日本の林業との違いを、良い意味で垣間見る事が出来た。
今後の森林整備に参考になる事ばかりだった。
研修を企画された、恵那農林事務所の高井課長補佐を始め、
講師、参加者の皆様お疲れ様でした。
さて、今月は当森林組合の決算月となる。
来月からは、総代会へ向けての準備、会議などの行事が続く。
英気を養い、体調管理に努めたいと思う。